
- 海外旅行が好き
- ビーチリゾートのゆるい雰囲気が好き
- 日本の冬の厳しい寒さから脱却したい
などなど、この辺りにかする人は皆一度ハワイへの移住に憧れますよね。
かく言う僕も初めてハワイに行ってからまんまと虜になったので、
「ここで家族で住めたら最高だなー」
と常々思ってきました。
過去にもこんな記事を書きましたがとにかくハワイは素晴らしい。
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実際行ってみて良かったハワイのオススメ絶景スポット5選【初心者編】
続きを見る
人気エリアだし向こうでの仕事なんて無いんじゃないの?
そもそもアメリカは厳しそうだからビザなんて取れなそう・・・
僕も最初そんなイメージがありずっと敬遠していましたが、
結論から言うと、
ハワイ(アメリカ)なら誰にでも移住のチャンスがある!
今日は当時の僕のように、
- 何となくアメリカというだけで諦めていた
- 学歴や職歴に自信がないから諦めていた
- 年齢的にワーホリも厳しいから移住自体諦めていた
そんな方に向けた記事となってます。
憧れはあるけど「まだ、ハワイに行ったことないよ!」って方はこちらの記事も頂けるとハワイの魅力が少しは伝わるかと思います。
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旅行先に迷ったらハワイ!誰とでも楽しめる夢の国
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もくじ
そもそも海外へ移住するという事について

まずはじめに、
外国に住むためにはビザや永住権などが必要です。
ビザについては移住でなくても、そもそも入国時にビザが必要な国というのが世界にはたくさんあります。
意識してないかもしれませんが実は日本のパスポートは世界最強です。
こちらのリンクを見ていただくとわかりますがビザなしで行ける国・地域の数が世界一となっています。
フィリピン人の友達が韓国行くのにビザ申請しててビックリした事あったよ!
日本人からすればビザなしで旅行行けるのがむしろ当たり前だったりするので、
逆にアメリカ入国に必要なESTA(エスタ)とか新鮮に感じますよね。
少し脱線しましたが、いくら日本人のパスポートがあっても移住となると別問題になります。
滞在目的に応じた、学生ビザや就労ビザなどを発行しないと住む事は出来ません。
ビザの種類や、ビザ取得条件は国ごとに異なり、
めちゃくちゃ多い&複雑なのです。
ちなみにアメリカだけでもこんな種類があります→参考リンク
一般的に先進国ほどその条件は厳しい傾向にあります。
就労ビザを取得するのはガチで難しい

一応今回の記事の情報を際立たせるために言っておきますと・・・(笑)
就労ビザを取得するのはスーパー激ムズでめっちゃハードル高いです。
これはどこの国でもそうですが、
基本的に自国民で間に合うような仕事をわざわざ外国人を雇って任せる必要ってないんです。
例えば、もし日本でとんでもない位の就職難が来たとき、
生活のためにどんな仕事でもまずは働きたいと思っている最中に、
国がバンバン外国人を受け入れまくってたら、
「おい!どないやねん!(((;´Д`)ノ」
「わいはどうすんねん!」
とツッコミいれたくなりますよね(どないやねんの使い方あってるのかな?)
そんな感じで国としては、その人でないと勤まらないような業務に限り、
しゃーなしで外国人の受け入れを容認するよ!
って感じのスタンスなんです。(多少国によりますけど)
海外移住の救世主ワーキングホリデー!だけど・・・

海外移住で恐らく一番敷居が低いのがワーキングホリデー(ワーホリ)。
もし移住を考えている方が30歳未満であれば多分一番の近道かなと思います。
僕はワーホリ行ったことないですが若いうちの特権なので、
今思えばまじで行けばよかったな〜とちょっと後悔してます。
ワーキングホリデー協定国についてはコチラのリンクで一覧になっていますが、
オーストラリアやカナダ、イギリス、ニュージーランドはワーホリ協定国であるものの、
意外にもアメリカはワーホリ協定国ではない!
ワーホリ協定国だったらよかったのですが、
そうでない以上、
- アメリカ人と結婚する
- グリーンカードの抽選に運良く当たる
- 現地採用・駐在員としては就労ビザを取得する
- 留学して学生ビザを取得する
色々方法はあると思いますが、このような手段でビザを得るしかありません。
ただ、4の学生ビザ以外はかなりハードル高いです。
1はアメリカ人と付き合い結婚する必要があるので中々「海外移住したい!」先行だと厳しいですし、
2も世界中から応募が殺到するために、
めちゃくちゃな倍率なので余程の強運の持ち主でないと厳しく、全くアテにはできません。
3に関しては前述の通り、十分な学歴、職歴、スキル、語学力などが揃っていればいいですが、
中々なパーフェクトヒューマンでなければこちらもかなり険しい道になると思います。
駐在員は待遇もいいから最高だけど相当仕事が出来る上に会社からの信用がないと中々難しいみたいだね。。。
駐在員募集の求人もあるけど、結局何年勤めても駐在の話が出ずずっと国内で働くことも多いみたいだし(汗)
4については学校に通わないといけないので勿論費用もかなりかかるのと、
アメリカにいる間の就労についてもかなり制限されます。
若いうちに貯金を作って行くのはいいと思いますが、
ある程度年を重ねると中々そこまでフッ軽に進めることもきついですよね。
アメリカ版ワーホリ!?J-1ビザが神ってる

ワーホリが無いなら詰んだ・・・と僕自身も諦めていました。
ただ、アメリカにはワーホリとはちょっと違いますが、
J-1ビザというちょっと特殊?なビザがあります。
このJ-1ビザというのが最高にイカしてまして、
僕も最初知った時はめちゃくちゃテンションあがりました。
J-1ビザってなんなのよ??

J-1ビザとは一言で言うと、交流訪問者用のビザとなります。
交流訪問者って何やねん!!( *゚∇)/
って疑問に感じると思いますが、要はインターンシップ生を対象としたビザのことです。
インターンというとよく大学生がやってるアレでしょ?っていうざっくりとした印象しか僕はなかったんですが、
このアメリカのJ-1ビザでは、
職種により、12〜18ヶ月現地で働きながら滞在することが可能です。
ワーホリは12ヶ月だから場合によってはそれ以上長く滞在することができるんだね!!
ただ滞在するだけではなく、しっかり現地で働いて収入を得ることができるのはありがたいですよね。
しかも短大・四大卒じゃないといけないわけではなく、
中卒や高卒でも5年以上の職歴があれば条件を満たすことができます。
といった感じで、ワーホリのように30歳までという制限は特に設けられておらず、
学歴が乏しくても職歴でカバーできるのはかなりのメリットかなと思います。
もちろん、正社員雇用でなくてもアルバイト期間も含まれるのでハードルは低いですよね。
ワーキングホリデーとの違いは?

そんなJ-1ビザをよく「ハワイ(アメリカ)版のワーホリ!」と謳うサイトもよく見かけますが、
根本的にワーホリと異なる点としては、
ワーホリは名前の如く「休暇」目的であるのに対し、
J-1ビザはインターンなのであくまで「仕事」「職務訓練」という目的のビザになってます。
それぞれの概念の違いについてはコチラのESTA(エスタ)申請サイトにも詳しく書いてありました。
ただ単に建前の違いだけではなく、
ワーホリの場合は現地に行ってから仕事を見つける形になるんですが、
J-1ビザは労働目的のビザなので受け入れ先となる現地での仕事を見つけてからでないとビザの申請ができません。
なんかそれって大変そう・・・
でも現地に行ってから路頭に迷うこともないし、アメリカに着いてすぐ働き出せるのはいいよね
しかも無給で働くわけでもなくちゃんと給与も支給されますし、
生活が不可能な低賃金ってわけでもなく、
贅沢しなければちゃんと生活出来る分には収入を得ることができます。
どうしてもワーホリの場合、「休暇」目的だったりするので、
世間体としてもどうしても娯楽のイメージがついてしまうのに対し、
J-1ビザは職務訓練なので、得たスキルや経験は帰国後のキャリアアップになるのが魅力です。
中には受け入れ先に評価してもらえて、そのまま就労ビザに切り替えて働き続けて永住権を取った人もいるみたいだよ
英語力はあるに越した事は無いが初学者でもOK

外国への移住となると一番不安になるのが語学力。
せっかく夢の移住への光が見えてもビジネスレベルの英語力が無いとダメ!
と言われたら少しガッカリしちゃいますよね。
そして気になる、このJ-1ビザを活用したインターンの場合ですが、
英語力はあるに越した事は無いけどペラペラじゃなくてもOK!
これは実際僕もいろんなエージェントに必死になって電話かけまくりましたが、
多少の語学力はあった方がいいけどビジネスレベルである必要は全く無い!
と全てのエージェントに言われました。
一応TOEIC600点くらいあれば言うことなしらしいので自信が無い方はとりあえず勉強しましょう。
勉強して少しでも力をつけて、自信もつけることが出来れば行ってからの楽しみ方も変わりますよね。
アメリカ移住したい人の中で英語話せなくていいって人はいないと思うから、
とりあえず勉強は迷うまでもなくしておいた方がいいね!
実はアメリカほど学歴が関係ない国はない

実際僕も「アメリカ=ガチガチの学歴社会」というイメージでした。
僕個人もアメリカのファッションや音楽などのカルチャーが好きなので憧れはありましたが、
どうせ俺みたいな低学歴には・・・と敬遠してました。
実際アジアでもシンガポールなんかは大卒でないと基本難しいですし、
他の英語を公用語とする先進国も同じような感じです。
例えば寿司職人など、手に職があって日本人である事が大きな強みになるような職種や、
駐在員として会社のバックアップを得られる場合は例外です。
とは言えそこに行き着くには長い下積みも必要です。
僕みたいな低学歴には本当に日本以上に世界は厳しいのです。
実際僕も高校を中退した事をこの事で一番後悔しています。
この事を学生時代に知っていれば絶対大学卒業まで頑張ろうって思えたんだけどね・・・
確かにこういう事を当時から教えてくれる人って中々いないよね
まぁ僕の場合は自業自得なんで完全に自分の責任なのですが、、、(笑)
とりあえず大卒でないと就労ビザを取得するにはかなり苦労する事が多いです。
そんな学歴なし、スキルなし、資格なし、と、
3拍子揃ったクズ界のイチロー的な僕が血眼になって探し思うことは、
おそらくこのJ-1ビザが最も海外移住の近道!
あくまで現地で働き、生活をするという前提ですがこれは揺るがないです。
ノルウェーのスバールバル諸島など就労ビザが取りやすい国・地域も他にはあるっちゃあるのですが、
日本人には気候や文化、言語の違いから中々しんどい環境だったりします。
そんな中、アメリカで、しかもあのハワイに移住チャンスがあるのはかなりアツいと思います。
J-1ビザ取得するにあたってのデメリット

そんなJ-1ビザのデメリットというか一つの難関になる所ですが、
J-1ビザを取得するにはエージェントに間に入ってもらいサポートを受ける必要があるようです。
当然ビザを取得するには雇用先も見つけないといけないですし、
住む場所の手配や大使館での面接対策から各種手続きのサポートをしてくれるので素直に任せた方が安心です。
インターン中やインターン後についてもフォローしてくれたりするみたいだし渡米したあとも安心だね
そこで、エージェントへの費用が中々高額で、
業者にもよりますが、相場的に大体80万円前後かかるようです。
これを安いと思うか、高いと思うかですね。
散々このJ-1ビザをゴリ押ししてきましたが、
僕はぶっちゃけかなりひよってしまいました(笑)
一人だったら正直全然いいのですが、
既婚者の場合、パートナーの分はまた別でかかってくるようです。
パートナー分も合わせると160万・・・?
僕が問い合わせた所はパートナーは半額だったけどそれでも合計130万円近くだったかな(汗)
ちなみにパートナーはJ-2ビザ(家族ビザ)が必要になり、
基本的には就労はできないですが許可を取って働くことも可能なビザらしいです。
まぁワーホリでも最初いくらか初期費用は必要ですがそれと比べても中々お高めですよね(涙)
得れるものはそれ以上のものだと思うので個人的には先行投資と思えばいいわけで、
単身者なら僕は全然いいかなと思います。
もし今貯金なくても、貯金している間に英語の勉強も出来るし準備期間として捉えればアリでしょ!
ただ、家庭をお持ちの方は初期費用も高いのと、
人数が増えると一気に家賃やら現地での生活費が跳ね上がるので、
せめて貯金を相当用意してからでないとおすすめはできません。
ちなみに、
パッと見ただけでもこれだけエージェントがあるようです。
ちなみに僕もこの中の1社にカウンセリングしてもらいました。
結構エージェントによってサポート範囲や費用など結構異なるようなので色々な所に話を聞いてみた方がよさそうです。
まとめ

いかがだったでしょうか?
ハワイ(アメリカ)への移住の近道としてJ-1ビザのご紹介をしました。
実際僕自身感じたこととしては、
単身者であればめちゃくちゃおすすめ!(お金はかかるけども)
正直既婚者の方(特に子連れ)は不可能でないにしても、
それなりの覚悟と準備が必要になりそうです。
ただ、学歴や職歴のような他の国では厳しく見られてしまう項目についても、
比較的寛容なのはかなりの魅力かなと思います。
特に学歴は大学を卒業しないと改善できないので物理的に難しいですし有難いですよね。
どうしてもエージェントを通す際にお金はかかりますが、
そこは何とか工面さえできれば移住への道が開けるって事で、
30歳OVERの方々にとっては海外移住に一番の近道になる事間違い無いですし、
アメリカン・ドリームを掴む第一歩としては中々面白い選択になるんじゃないかなと思います。
それでは本日はこの辺で!